「コドモのコドモ」見た

雇用の不安定化でオチオチ子作りもできず、孕んだら孕んだで産科医不足で不安を募らせ、産んだ後には「モンスター」だのなんだの陰口を叩かれるこのご時世、ここまで朗らかに小学生がパーンと子供産んじゃう話に一種の清々しさを感じた。

小学生の妊娠というテーマにもかかわらずセンセーショナルさはなく、さりとて「今日の性教育の在り方とは?」みたいな教育的要素もなく……そして残るは無邪気なまでの子供賛歌(とその陰としての大人批判)。