ポケモン3Dアドベンチャー見てきた

前に座ってた兄弟、一所懸命にスクリーンに手を伸ばしてる弟に対して、お兄ちゃんが「本当に飛び出してるんじゃないから。錯覚だから」と心無い言葉を浴びせていた。その温度差は何かグッとくるものがある。画面に新しいポケモンが出るたび、彼方此方から挙がる「お母さん、あれ○○っていうだよ。○○だよ」みたいな「解説」の声。やはり何かグッとくるものがある。つーか流石に皆よくポケモンの名前知ってるなぁ。 

ピカチュウが3Dでモデリングされているわけじゃなく、キャラクターは基本平面でレイヤーごとに奥行きを作る「飛び出す絵本」「紙人形劇」「ペーパーマリオ」みたいな形式。技術的にはショボさが否めないがブイゼルかわいいよブイゼル

突如ポケモンたちが秋葉原上空を飛び回るシーンがあって(石丸電気とか代表的な看板・建物が結構詳細に描かれている)、その世界観ぶち壊しぶりに心時めいた。聞けば今回全国のワーナーで一斉公開されているのはUDXで上映された「アキババージョン」なんだそうな。