ニコニコ動画に生きる現代の活弁士

昨日、はやしさんのご紹介で、初めて活弁映画を生で鑑賞致しました。山崎バニラさんの(主としてアニメ界を中心とした)活躍から、活弁士というお仕事自体は知っていましたが、やはり生の迫力は違います。

活動弁士(かつどうべんし)は、活動写真すなわち無声映画サイレント映画)を上映中に、その内容を語りで表現して解説する専門の職業的解説者。活動写真を弁ずるというところから活動写真弁士(かつどうしゃしんべんし)と呼ばれる。略して活弁(かつべん)とも言うが、俗称である。無声映画期の活動弁士達は活弁と呼ばれることを酷く嫌った。単に弁士(べんし)ということも多い。関東圏では映画説明者、関西圏では映画解説者とも名乗っていた。
活動弁士 - Wikipedia

音声の無い映画に音声を付けるのが活弁トーキーなら、音声が無いゲームに音声(と解説)を付けるプレイ動画は活弁ゲームとでも呼ぶべきでしょうか。世のあらゆるRPGがフルボイスになるとき、ゲーム活弁士も衰退してしまうのでしょうか……まあ、そんなに大げさに語るものでもないかもしれませんが、これも技術の限界が生み出した一つの(ものすごくささやかな)文化には違いありません。