「スカイ・クロラ」100万人は諦めて。

押井監督は「観客動員100万人を目指す」とか、そういう心無い無茶な目標を掲げるのは辞めた方がいいと思います。
ラブストーリーじゃないものをラブストーリーと言うのも辞めた方がいいと思います。
濡れ場なんてないのに「濡れ場に挑戦した」などとうそぶくのも辞めた方がいいと思います。

押井監督の「ラブ」「濡れ場」の定義がよくわかんないんです!><

映画自体は面白かったです。ある意味、押井教の宗教映画だった「立食師列伝」とか、話を分かり辛くすることに命賭けてた「イノセンス」がダメだった俺も、これなら大丈夫!エースコンバットスタッフによるゲーム版にも期待してます。

新聞は日本語、レストランはアメリカ風、街並みはポーランド。「世界」の実体は見えてこず、「戦争」のルールも、「キルドレ」の正体も明らかにならない。ゲームのような世界での、ゲームとしての戦争。監督が作品に込めた「若者へのメッセージ」はびっくりするくらい明確だけれども、映画館に集まってメッセージを受け取るのは結局オタクばかりという現実、今度は100万人超えたい。ダメならまたサイボーグとか人形(の映画)に戻るよ」ってなぁ……俺はサイボーグや人形が出ない「アヴァロン」「人狼」系統の作品も見たいがな……(´・ω・`)

ならばおれはこう言おう「ナメるなよ鈴木、石川、それに押井。4万人の信者が3回ずつ観る映画じゃなくて、本気で100万人クラスの動員を狙うんなら、せめて50万人に解かる映画を作れ」と。
m @ s t e r v i s i o n | archives 2004b

4万人の信者が3回ずつ観る映画も悪くないよね。

スカイ・クロラ

スカイ・クロラ