九州国立博物館「国宝 大絵巻展 」に行ってきました。
『 国宝 大絵巻展 』京都国立博物館所蔵・寄託の名宝 一挙大公開
一応ウチは浄土宗らしいのですが、正直法然さまの有難いお話よりも「百鬼夜行図」の方に心動かされてしまいます。すべては信仰の不足と、人外萌えの歪んだ性癖と、水木しげる大先生のせいです。古典の教養が無いので「泣不動絵巻」とか、ストーリーが明快なものばかり頭に残ってしまったぞー。「泣不動絵巻」の「無駄にエライ人が出てきて下っ端涙目wwwww」といの水戸黄門マインドは悪くないね!
- 作者: 湯本豪一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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はじめての九州国立博物館来場だったのですが、行った時間が遅く、常設展示は殆ど見られませんでした……まあ、九州で生きていればまた来ることもあるでしょう。「千年間一つの文化財(この場合巻物)を管理保存するのに十分な動機付けを与えるシステムとしての宗教(この場合仏教)」はスゴイ。俺なんて3日前に受け取った内定通知書だってグシャグシャにしてしまうのに……。