差分は説明したくないだろうなぁ。常識的に考えて…

昨日の続きです。

正しい意見を間違っているかのように印象づけるテクニック - 劇場管理人のコメント - 分裂勘違い君劇場グループ
http://fromdusktildawn.g.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080103/1199312777

少なくとも、専門知識があるというのなら、
上記の「差分」の部分を、素人にもはっきりわかるように、
明確に説明してもらいたい。

差分――謝罪・賠償する/しない――を決めるのは(歴史学の)専門家の仕事ではないですよね。政治家or官僚の仕事でしょう。じゃあ政治家or官僚が素人にもはっきりわかるように、明確に説明してくれりゃいいのにと思うのだけど、もしも今外務省あたりが「南京事件(大虐殺)Q&A」みたいなものを作ったら……それはそれは叩かれるだろうなぁ……。

たとえ偏りがないようどんなに言葉を選び、資料を厳選しても
「そもそもこんなものを作ること自体が中国へ誤ったメッセージを発する事になる」
とか言われそうです。竹島みたいに大論争が続いてる問題なら「日本の公式見解はこれだ!!」とババンと内外にPRするメリットは大きいと思いますが、南京事件は日本でも中国でもその他諸外国でも
「日本軍は南京でひどいことしたよね。ごめんなさいするね」
で数十年前から完全に大筋で話が纏まっていて、今後多少の新情報が出てきたとしても、その着地点が変わることはありえないだろうという事実を踏まえると、さらっと当たり障りのないこと書いてスルーしとくか、という結論に達するのも仕方ないのかもしれません。