素人から見てもつっこみドコロ満載、といういいかた
なにが歴史修正主義の問題なのかが未だに知られてない件 - 思いて学ばざれば
http://d.hatena.ne.jp/mujin/20080102/p1
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「素人がだからつっこみドコロをスルーして納得してしまう」
「素人がだから馬鹿みたいなツッコミをして玄人を困らせてしまう」
どっちも同じくらいの頻度であることだと思いますけどね。素人であるか玄人であるかは「つっこみドコロ発見量」とは関係ないんじゃないのでしょうか?もしも、ある分野の「定説」の解説が「つっこみドコロ満載」であるように感じたら
- 実際につっこみドコロ満載である。学者連中はバカばかり。
- 定説はマトモだけど解説者の説明がひどく、つっこみドコロ満載のように聞こえる。
- 定説も解説者もマトモだけど自分が知識不足であるばかりにいらぬ疑問が思い浮かぶ。
という3つの「つっこみドコロ発生ポイント」があって。知識が付くほどにが3から2、1にシフトして……結局玄人になってもツッコミへらねーじゃん、みたいな。南京事件については「1」の可能性しか目に入ってない人が多いからこんな有様なんだと思われます。
オイラは、相対性理論や量子力学についても素人だけど、中学生のオイラがブルーバックスとかの子供向け科学解説書で相対性理論や量子力学の解説を読んだときでさえ、「あちこち詰めが甘くてツッコミどころ満載」とは思わなかったな。
南京事件における「ブルーバックス」的なものってどんな本になるんでしょうね……。
論点は細かい証拠を集めて、「そこそこの説得力」をもつだけのストーリーを組み立てられるかどうかというところだね。その、「そこそこの説得力」を感じるとこまで行ってないのが問題なんだよな。
そいえば物理学の世界も(最近は)「ストーリー重視」の雰囲気します。