ヒトラーの偽札…☆☆☆

わたくし、「善き人のためのソナタ」や「グッバイ、レーニン!」、あるいは「白バラの祈り」「ヒトラー 〜最期の12日間〜」のようなドイツ黒歴史映画が死ぬほど好きなので、期待して観に行ったのですが……心臓がドキドキすることも、胃がムカムカすることもそれほどなく、かといって濃い人間ドラマが展開されることもなく、あっさり終わられてしまった印象です。
「地獄から薄皮一枚隔てられたヒトビト」の物語に対して、刺激が足りんなどという感想はどーよと自分でも思うのですが。「開放」後、一般のユダヤ人収容者と対面するシーンには思う所がありました。